スタッフブログを上手に書けば、今より何倍も売り上げがアップする可能性もあるんだぜ。
「集客のためにもブログを書きましょう・・・!」
「SEOで上位表示するためにブログを書きましょう!」
このようなことを耳にしたことがある方も少なくはないと思います。確かに、正しいノウハウでブログを書けば、ホームページにアクセスが集まり、自社の商品やサービスの認知が高まります。そして、そこから商品やサービスを購入してもらえるケースも生まれます。
だから、絶対にブログは書くべきです。
しかし、ではどんな内容のブログでもいいのか?というと、そうではありません。ブログで集客するには、書くテーマや書き方などのコツがあります。
間違っても「日記」を書いてはいけません。例えば、「今日のランチはみんなでオムライスを食べました」なんて記事を書いても、誰も興味がありませんし、集客できません。芸能人ならまだしも、一般人の「日記」なんて誰が読みたいでしょうか?
ブログを書くなら、「見込み客に有益な情報」を発信しなければなりません。
ブログを書く目的
企業としてブログを書くのなら、「なぜ、ブログを書くのか?」という目的を明確にするべきです。もちろん、個人ブログでは日記のようにブログを運営する場合もありますが、企業としてブログを運営する場合は、読み手となるユーザー(見込み客)を意識してブログを書くことが大切です。
企業ブログの目的は「集客数を増やす」ことです。
そして、そのブログを読んだユーザーに与える印象が良ければ、「来店してみよう」「商品を購入してみよう」「問い合わせしてみよう」と読者の感情を動かすこともできるのです。
あなたも、検索エンジンでキーワードを入力し、記事を読んだあとに何か商品を購入した経験があるはずです。今は、ほとんどの人がスマホを持っているので、こうした購買行動が当たり前になっています。
だから、そうした見込み客に向けてブログを書くことがとても重要なのです。
ブログを書くメリット
ブログを書くメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 潜在顧客の開拓に繋がる
- 見込み客の興味や関心を高められる
- 検索結果に表示される
では、これらについて深掘りします。
潜在顧客の開拓に繋がる
マーケティング手法にブログを導入することで、「潜在顧客」にあなたのお店(会社)の商品やサービスの存在を知ってもらう機会が増えます。
潜在顧客とは、その企業や商品、サービスの存在をまだ知らない顧客で、従来のマーケティングでは情報を届けられない人たちのことだ。
例えば、折り込みチラシやダイレクトメール、営業電話といった方法で集められなかった潜在顧客の開拓が、ブログやSNSを活用することでできるようになるといったイメージです。
SNSや検索エンジンを利用する潜在顧客に興味を持ってもらい、アクセスに繋げれば、お店(会社)のことを知らなかった潜在層にあなたのビジネスの存在を認知してもらえます。そして、その入り口が「ブログ記事」という塩梅です。
従来のマーケティング(折り込みチラシ等)での新規顧客開拓に、限界を感じている企業でも、ブログを運営することで、より多くの顧客を獲得できるでしょう。
見込み客の興味や関心を高められる
インターネットの利用ユーザーによっては、「検索したら”たまたま”企業のブログが表示された」というケースもよくあります。
スタッフブログでは、このように企業の存在を知らない潜在顧客に対して、ブログを通じて商品やサービスへの興味や関心を高められます。
一回ポッキリのアクセスで「資料請求してみよう」「問い合わせしてみよう」とは思ってもらえなくても、何度かアクセスしてもらう内に、信頼や親近感が生まれ問い合わせに繋がるケースはよくあります。だからこそ、関連する様々なキーワードでブログを書くことで「見込み客との接触機会(回数)」を増やしていくことも大切です。
例えば「カフェ」を探そうと思って色々なキーワードで検索したときに、毎回(検索エンジンに)表示されるお店に興味が出てくる。というのは「接触機会(回数)」が要因になっているんだ。
アクセスを繰り返すうちに、お店(会社)への信頼や愛着が高まれば、「一度話だけでも聞いてみようかな」と思ってもらえるし、商品やサービスの購入意欲の高い見込み客へと成長させることもできます。ブログは書くだけでは即効性があるものではありませんが、SNSと連携させることで即効性を生むことも可能です。
こうして、見込み客の興味や関心が高まれば、そのお店(会社)のファンへと成長し、長期的な関係を構築することもできるのです。
検索結果に表示される
GoogleやYahooといった検索エンジンでは、ユーザーにとって価値が高いと判断したコンテンツほど、検索結果で上位表示される傾向にあります。企業が運営するブログでも、「価値がある(高い)」と判断されれば、より多くのユーザーにお店の存在、商品やサービスを知ってもらえます。
例えば、これは弊社の事例ですが、「ひとり焼肉+松江市」と検索すると、弊社でサポートしている焼肉店に関するブログが表示されます。
実際の記事はこちら:
最高かよ!松江市で一人焼肉に最適な「食道楽」でリーズナブルな焼肉ランチを食してみた!
「ひとり焼肉+地域名(松江市など)」といったキーワードで検索する人は、「その地域でひとり焼肉ができそうなお店を探している」という可能性が高く、見込み客になり得やすいです。そうしたターゲットにブログ記事を読んでもらうことで来店を促すという効果を狙っています。
このように、見込み客が検索しそうなキーワードでブログを書くことで、集客したいターゲット層を狙いながらアクセスを集めることも可能です。
実際に「松江市」で「ひとり焼肉」をしたい人を想定して検索してみよう。「ひとり焼肉 松江市」と。
ブログを書く際の注意点
次に、ブログを書く際の注意点について解説しておきます。
- 著作権違反をしないようにしよう
- 他サイトのコピペはNG
- 重複コンテンツを作らないように
それぞれ解説します。
著作権違反をしないように
あなたも含め、インターネット上にあるコンテンツ(記事・画像等)は制作者の著作物となります。そして、気がつかない内に著作権を侵害しているケースは多々あり、作者と引用者の間でトラブルが起こります。
ネット上の画像や原稿の引用には「著作権を侵害しない」よう、注意を払おう。
特に、ブログ運営において、著作権侵害になりやすいのが「画像の無断使用」です。インターネット上に落ちているものだから大丈夫でしょ。という安易な理由でブログに他者が撮影、作成した画像を勝手に使うのはNG行為です。
また、あなたが撮影した写真の中に、他人の家族等が写っている場合、無断で掲載すると肖像権の侵害になる場合もあります。(許可を取っていればOKですが)
このようなトラブルにならないように、写真や画像を使う場合は、フリー素材サイト等で商用利用ができるものや、自分で撮影、作成した画像を使うようにしましょう。
他サイトのコピペはNG
これも著作権侵害の一種ですが、他サイトのコンテンツ(記事)を自分のサイトにコピペ(コピー&ペースト)することもNG行為です。これは、著作権違反ともう一つ重大なトラブルになるからです。
他サイトの文章を自分のサイトにコピペすると、どういうことが起こるかというと、「検索エンジンにコピーサイトと判断され、検索結果に表示されない」という最悪の事態が発生します。
最悪、Googleからペナルティを受けてしまい、サイト全体が検索結果から排除される場合もあるぞ。
なぜ、Googleからペナルティを受けてしまうかというと、同じ内容の記事がいくつも存在していると、検索結果がユーザーに取って不便なものになってしまうからです。また、他人が作った文章をコピペするだけで検索結果の上位にいける仕組みであれば、不正が続出してカオス状態になりますよね。
だから、他人が作成した文章コンテンツをコピペすることは絶対にNGです。
必ず、オリジナルの文章を作るようにしてください。
重複コンテンツを作らない
これは法律違反ではなく、SEO対策のルールですが「サイト内に重複コンテンツを作らない」ようにしてください。
重複コンテンツとは、サイト内部で同じようなコンテンツが存在する状態のことだよ。
簡単に言えば、一回書いたテーマの記事はもう二度と書いてはいけないということです。
なぜ、重複コンテンツがダメかというと、検索結果に表示されにくくなるからです。Googleの検索結果に同じURLのブログ記事が何個も表示されることはありません。なぜなら、利便性が悪くなるからです。
例えば、あなたが「ハンバーグ+作り方」で上位表示させるために
- 主婦が教える!簡単ハンバーグの作り方
という記事を書いたとします。これは、タイトルに「ハンバーグ」「作り方」というキーワードが含まれているので、これ以降に「ハンバーグ」「作り方」というキーワードの記事を書いてしまうと、それは重複コンテンツになってしまいます。
仮に、
- プロが教える!本格ハンバーグの作り方
のように、タイトル自体が違っていても、Googleは重複コンテンツと判定するので注意してください。
このルールを知らずに同じテーマの記事を何度も書いてしまい、検索結果から消されてしまったホームページはいくつもあります。なので、必ず忘れずに覚えておきましょう。
集客に繋がるブログの書き方
ここまでで、ブログを正しく運営すれば集客に繋がることと、ブログ運営の注意点が理解できたと思います。では、次に「集客に繋がるブログの書き方」について解説していきます。
集客に繋がるブログの書き方の手順は以下の通りです。
- ブログ記事のテーマ(キーワード)を決める
- タイトルや見出しを考えてブログの構成を作る
- 見出しごとに文章を書く
- 最終チェックをして公開する
では、詳しく解説していきます。
ブログ記事のテーマ(キーワード)を決める
ブログを書くときは、必ず事前に「記事のテーマ」を決めてください。
また、「1記事1テーマ」が基本となります。
「テーマと言われても、どう考えればいいかわからない…」という方は、「自社のサイトに集客するためには、どんなキーワードで検索された際に表示させたいか?」という視点で考えます。
例えば、仮にあなたが「エステサロン」を経営していてブログを書くとしたら、その見込み客はどんな「悩み」や「疑問」を抱えているかを深掘りしていくようなイメージです。
あなたの業種に合わせて置き換えて考えてみよう。
エステサロンの見込み客は「どんな悩みを抱えているか」を考えて、その「解決策」を教えてあげたり、「悩みに寄り添ったブログ」を書いてあげれば、信頼感や親近感が生まれますよね。
例えば、「フェイシャルエステ」に通いたいと考えているけど、「どのくらいの頻度で通えばいいんだろう?」と悩んでいる見込み客を想定した場合、キーワードは「フェイシャルエステ」+「頻度」になります。
そうすると、
- フェイシャルエステに通う頻度はどれくらいがベストなのか?
というテーマ(タイトル)の記事を書くなどです。このように、見込み客が知りたい情報や悩みを解消するブログをどんどん書いていくことで、来店の障壁を失くしていくイメージです。
ブログを書くときは、実際のお客さんをイメージして、そのお客さんの質問に答えるような感覚だ。
タイトルや見出しを考えてブログの構成を作る
ブログに書くテーマが決まったら、次は「タイトル」と「見出し」を考えて構成していきます。
例えば、前項で決めた「フェイシャルエステに通う頻度はどれくらいがベストなのか?」をタイトルにしてブログ記事を書くとしたら、タイトルで提示した疑問に回答するために必要なトピックをいくつか挙げていきます。
上記のタイトルを例にするなら、以下のようなものが考えられます。
- フェイシャルエステの頻度とお肌の持続性の関係性
- 頻度が少ないとフェイシャルエステの持続性は下がる?
- 頻度を上げるとフェイシャルエステの持続性は上がる?
- お肌のターンオーバーについて
- 理想的なフェイシャルエステに通う頻度・回数
このように「フェイシャルエステ」と「頻度」について疑問を持っている人の悩みを「網羅的に」解決してあげるために、見出しを構成していくと、ブログを書くのもスムーズになります。
また、当然ですが「嘘」は書いてはいけません。いくら来店に繋げたいからといっても、嘘で来店に誘導しても信頼関係が構築できないからです。あくまで「客観的なプロの意見」を書くように心がけましょう。
見出しごとに文章を書く
タイトルと見出しが決まったら、あとは文章を入れていきましょう。
文章を書く際は、ターゲット層が抱えるニーズをおさえ、伝わりやすい文章表現を意識することが大切です。また、記事を書く際には「読み手は何も知らない」という前提で書くようにすると親切です。
「このくらい知っているだろう」という前提で記事を書くと、読み手に伝わらないケースが多いです。
例えば、専門用語を使う場合は「◯◯とは、〜〜という意味です」のように、その専門用語を知らない人のために説明してあげるなどです。
最終チェックをして公開する
各見出しごとに文章を記載したら、次のポイントに沿って見直しをしてください。
- 誤字脱字がないか
- 口語的な表現になっていないか
- 回りくどい表現をしていないか
- 主語がない文章になっていないか
- 伝わりづらい表現はないか
文章を見直す際は、自分だけでなく、他の人にも一度読んでもらい「伝わりやすいか」という点をチェックするようにするとより良いでしょう。
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